[Gadget] Apple iPhone X → iPhone13 mini 2週間使用レビュー
2021/09/24にAppleより発売された、iPhone13 miniのレビューです。機種変前に使っていたiPhone Xからの進化点をチェックしていきたいと思います。
入手してから2週間ほど使ってみた正直なレビューを書いていきます。
私はApple製品を多く使っていることもあり、ややApple贔屓なレビューになっています。
端末自体以外も5Gプラン変更やeSimなど色々書いたので煩雑になってしまいましたがお読みいただければ。
開封
今回購入したのはiPhone13 mini 128GB ミッドナイトです。最小容量でも128GBになりましたね。随分前に使っていたiPhone6sは最大の容量が128GB(最小は32GB!)だったことを思うとなんだか恐ろしいですね。それだけ容量を食うコンテンツが増えているということでもあります。
パッケージは昔に比べてかなりスリムになりましたね。ACアダプタやイヤホンの同梱がなくなったとはいえ、こんなにコンパクトになるのかと届いた時驚きました。
環境への配慮としてiPhone13からパッケージの包装ビニールもなくなるようです。
内容物などは他レビューなどで沢山紹介されておりますので省略します。
初期設定〜データ移行
何も考えず画面の指示どおりにすすめるだけで何も滞りなく移行完了。iPhoneユーザーは機種変更時本当に便利だと思います。
Apple Watchまで自動で新しいiPhoneにペアリングし直してくれたりといたれりつくせりな感じです。
iCloud経由でのバックアップ移行に関してiOS15からは”新しいデバイスを購入”した場合に限り、無償プランでストレージの容量が足りなくても、一時的なバックアップを完了するために必要なストレージの容量を最大3週間、無料で提供してくれるとのこと。地味ですがありがたいアップデートですね。
個々の環境に依るとは思うのですが、私の環境ではLINEや金融・決済系アプリ以外は移行後の端末でそのまま再ログインなどせずに使えました。端末のデータクローンするようなイメージなので、機種変更後すぐに前の端末は不要になるレベルで本当に便利。
前の機種からデータ移さなきゃ…みたいな心理的なハードルがほぼゼロ、箱開けて思考停止で放置しておくだけで移行完了というのは素晴らしい。Appleさん的にもじゃんじゃん買い替えてくれってことですね!笑
サイズ感
左がiPhone13 mini、右がiPhone Xです。カメラ、でかっ…
外形小さくなっているのにカメラがでかくなっていると存在感ありますね。”iPhone”の文字も無くなってロゴのみのシンプルな背面です。iPhone12と比較してもカメラ配置が斜めになりました。後述のセンサーシフト手ブレ補正搭載の都合でしょうか。
safariでウェブページ表示した際のイメージものせてみました。実際に並べてみると実際そんなにコンテンツ的には表示領域の小ささを感じないですね。画像が小さくなっているのが一番わかり易いかと思います。
解像度は当然少しXに比べて落ちているのですが(2,436 x 1,125に対して2,340 x 1,080)、ppiとしては458ppi→476ppiと上がっています。それもあり、実使用上では特に画面が小さくなったことによるデメリットやデグレ感は感じていないです。
何より、手に持ってみたときのしっくり感!あー、これがiPhoneだよなー、という懐かしい感じがあります。
個人的にiPhone4シリーズのデザインが好きだったので、iPhone12からのフチが角張った板状のデザインは嬉しいです。若干手に引っかかるぐらいのほうが持っていて落としづらいのではとも思います。
私の選んだカラーであるミッドナイトはその名の通りブラックではなく、光の反射によって濃紺に見えなくもない特殊なカラーです。何も言われなければブラックにしか見えないので変な主張をすることもなく、かなりお気に入りの色合いです。以降の機種でもも続投するのであれば迷わず選びたい色ですね。
筐体としてはXはステンレス、13 miniはアルミニウムになります。ステンレスは確かに高級感といえば高級感なのですが、あまり魅力を感じていなかったのでアルミでも全然気にならないです。むしろ前述のカラーと相まってステンレスでは出せない質感を出せているのではないかと。
ノッチも地味に幅が小さくなっています。ここに関しては正直ほとんど差が分からないです。
ノッチ内のスピーカー部分が上端になったのはスッキリしていいですね。
iPhone Xからの差分
普通のレビューを続けていくのでは他にもたくさん書かれている方がいるので、文頭でも書いたように私のようにiPhone X世代を使用されている方がもし乗り換えた場合どう変わるのかという視点で書いていきたいと思います。
- 日常的な使用感
- Face ID
- カメラ
- バッテリー
- 5G (UQ mobile)
- eSim (楽天モバイル)
- UWB (AirTag)
- MagSafe
- デメリット
- まとめ
日常的な使用感
何よりもサイズ感が最高。しっくりきます。
大幅に小さくなったと言えるほど変わっていないのですが、ポケットに入れていても気にならないし持ったときにしっかりグリップできるし、画面の上部や角に指が届きます。
昨今の端末の大型化トレンドは、欧米諸国ではタイピングにQWERTY配列で両手親指でタイプするのが普通であり、平均的に手の大きさも大きいということもあるのではという話もあります。
日本人は手の大きさが平均的に小さいこともあり、miniはまさしく日本人向けではないかと思います。私も手が小さい方なのでminiサイズはとてもしっくり来ました。これだけでも買ってよかったと思います。
iPhone14(仮)(2022モデル)からはフルモデルチェンジでminiサイズはなくなると言われていることもあり、今回購入に踏み切りましたが、決断は間違っていなかったようです。
日々使う端末だからこそ、手に合う合わないは大きいと感じさせられました。

また、地味なアップデートですがiPhone Xsからエクスプレスカード(Suica、PASMOなど)に予備電力が付きました。いざ電車に乗ったもののバッテリーが切れそうでモバイルバッテリーも持っていない、というときにも安心ですね。充電が必要な状態になってから5時間ほど持つようですので、この問題は意識する必要が無くなって助かります。
Face ID
発表会のときにも多くの人がガッカリしたと言っていた、Touch IDが復活しなかった件。
正直私はApple watchを使っていて、マスク認識時はロック解除してくれることもあり、Xの頃から全く気になっていません笑
ただ、購入直後のiOS15.0ではバグで上記機能が使えない状態で、強制的に不便な生活を強いられたこともありTouch ID復活要望論がよく理解できました。Apple Watch連携機能出る前の自分、よく毎回パスワード打ってたな…
Face IDに不便を感じている人はApple Watchを買えということですね、Appleさん。
ただ、AppleがTouch IDを最新のiPhoneに載せない理由も個人的には納得しています。
昨今のAppleの姿勢としてプライバシーやセキュリティーを売りにしていることもあるので、今更Face IDに比べて誤認識の可能性が高いTouch IDを載せたくないと考えているのではないかと思います。
iPad miniには載せているのがその証拠ではないかと思います。iPadはiPhoneに比べてNFCなどの決済系機能がない(勿論使おうと思えば使えますが)ので、Touch IDレベルのセキュリティで十分という判断なのでしょう。
Face IDはAndroid系端末で多く見られるフロントカメラ画像ベースの顔認証とは仕組みからして別次元の認証であり、コスト的にもAppleだからこそ実現できている優位点だと思うので、そこは売りとして譲れないのかとも思います。
ですので、私の考えとしては仮に今後のiPhoneでFace IDと合わせてTouch IDが搭載されたとしても、ロック解除以外の決済/本人確認時に使用することはできないのではないかと考えています。現状のApple WatchでのFace ID省略もロック画面以外では使用できないので、同様の扱いになるのではないでしょうか。
せっかくFace IDの話が出たので、iPadにおける認証に関しても。
iPad miniで指紋認証が搭載されたことはかなり好意的な意見が多かったですね。
私はiPad pro (2018)を長らく使っているのですが、個人的にはiPadに関しては間違いなくFace IDが適しています。
iPadって実使用においてスリープ解除するときにボタンで解除することってほとんどなくて、大体画面タップして起こしますよね?
Face IDなら画面の方を見ているだけで解除されるのに、確実にボタンを押さなければならないのは間違いなく不便だよなと思っていたのですが、Youtuberの瀬戸弘司さんも同じことをレビューで言ってました。笑
proとの差別化もあるので致し方ないとも思いますが、一度Face IDのiPadを味わってしまったあとにTouch IDには戻れないかと思います。
カメラ
これだけでかくなったのだから当然良くなっているだろうとは思っていたのですが、予想以上でした。
明所での比較は他の方がたくさん行っているのでお任せして、ここでは条件として厳しくノイズが乗りやすい暗所での比較を載せます。
iPhone13シリーズでは、iPhone12 pro Maxの目玉機能であったセンサーシフト式の手ブレ補正が全モデルに搭載されています。miniにもです。これによって露光時間を稼ぎたい暗所の性能が向上しています。
ニキシー管の時計を撮ってみました。室内で灯りなしの暗所撮影です。言うまでもありませんが、左がiPhone X、右がiPhone13 miniです。
iPhone Xも十分綺麗なのですが、ダイナミックレンジが段違いですね。色合いも実際に目で見た色合いである橙にに近いのは圧倒的に13 miniの方です。
三脚などの固定なしの手持ちでこれだけの画像が取れるのはすごい進化だと思います。
バッテリー
iPhone12 miniが発売された際もいいサイズ感だなー、欲しいなーと思っていたこともありレビューを見ていたのですが、ほとんどの方がバッテリー持ちに不満を持っていたように思います。
今回バッテリー持ちが改善ということ、友人がiPhone12 miniに変えていて、特にバッテリーに不満を持っていないと聞いたことが今回の購入の後押しになっています。
それだけ個人的にもバッテリーには不安を持っていたので、もし購入に際して同じように迷われている方のためにもと独立の項目にしました。
結論から言うと、私のユースケースにおいては全くバッテリーに不満はないです。杞憂でした。
おそらく、不満を覚えている方の殆どはソシャゲやyoutubeを長時間見たり、iPhone一台ですべてを担っているというユースケースなのではないかと思います。
私の普段のユースケースとしては、夜充電、朝電車通勤(SNSやネットサーフィン、 kindleなど)、会社で集中するときに音楽視聴(AirPods/Spotify)、休憩中にSNSやネットサーフィン、夜電車通勤(SNSやネットサーフィン、 kindleなど)という感じです。
たまに通勤中にyoutubeを見ることもありますが、上記の使用で、充電完了から12〜13h経過後で30〜40%は残っています。特にバッテリーを節約しようと心がけているわけでもなく気にせず使っています。
個人的に毎日充電することは何の苦でもないというか当たり前ですし、別に会社でも充電できるしなのでなんの不満もないです。
機種変前のiPhone Xは劣化もありここのところ帰りが遅いと20%切ることもあったので、全然及第点だと思います。
因みに、バッテリーパックの容量としては下記になるようです。(バッテリー容量はApple公式発表のスペックではありません。)
機種 | バッテリー容量[mAh] | Apple公式のスペック |
iPhone X | 2,716 | 最大13hのビデオ再生 |
iPhone12 mini | 2,227 | 最大15hのビデオ再生 |
iPhone13 mini | 2,406 | 最大17hのビデオ再生 |
こう見るとXから容量は減っているものの実バッテリー持続時間が伸びているのは SoCのプロセスの微細化とOSレベルでの最適化の賜物でしょう。iPhoneはよくAndroidと比較して容量ベースで小さいと言われることが多いですが、むしろこの容量で成り立たせているのはHW/SW統合で開発している強みであると言えるのではないでしょうか?
実際、iPhone XのA11は10nmプロセスに対してiPhone13シリーズのA15は5nm(TSMCのN5P)なので、これだけ微細化が進んでいれば電力効率も大幅に向上するよなという話ではあるのですが、技術の向上ってすごいですよね。
端末分解系の記事でも、Apple端末に比べてAndroid系ハイエンド端末はどんどんバッテリーサイズ(物理的にも)が大きくなる傾向にあるという話が出ていました。
mAhの数字だけ見て判断している方も多いと思いますが、実際この数字だけでバッテリー持続時間は判断できるものではありません。普通の人は牛丼並盛で満足ですが、大食らいな人は並では足りずメガ盛りで同じレベルの満足感になるようなもので、容量だけでなく負荷を考慮する必要がありますので、Appleが公式でmAhの数字ではなく動画視聴の時間単位で記載しているのは分かりづらいようで理にかなった記載方法であるとも言えます。
長くなってしまいましたが、ゲームや動画などヘビーに使われる方、家でもスマホがメイン端末という方には向いていないです。間違いなくiPhone13以上の端末を選ぶべきです。毎日充電したくない、会社では充電できないという方にも不向きです。
逆に、上記私と同じようなユースケースの方は特に心配せずに買って良いと言えます。miniを選ぶ時点でスペックや画面サイズよりも使いやすさを選ぶタイプの方だと思いますので、買って不満を持つことはないと私は思います。ぜひ購入の決断の後押しになればと。
5G (UQ mobile)
実は個人的にあまり期待していなかったものの端末として大きな変更点になります。
Podcastでも5Gは言ってもまだ先でしょ、という感覚だったのですが、既存の4Gエリアの設備の一部の帯域を5Gに転用(設備のSWを更新して5G対応させる)する動きが総務省の許可の下進んでいるようです。
au、Softbankは転用でエリア拡大を進めているようですが、docomoは上記に懐疑的で、正攻法でエリア拡大を進めるということで方針が分かれています。
実際仕組みとしては4G転用では十分な帯域幅を稼げるわけではないので、5Gのメリットである高速・大容量通信の実現が難しい(ただ表示上5Gになるだけで実利がない)というデメリットと、エリア拡大のスピード感どちらを取るかというところですね。
これらの動きはいずれ結果が明らかになるところですが、自分自身も5G対応エリアでspeedtestしてみたいという気持ちもあり現在メインで使っているUQ mobileが9月から始めた5Gプランに変更してみました。
料金等は変わらないのですが、11月まではsimの変更が必要であるということでまずプラン変更の申込。
eSimに対応したとのことでそちらも試してみたかったのですが、方法がよくわからず先人の方々の情報を探るとどうも一度物理Simを受け取ったあと手続きする必要がある(直でeSimにはできない)とのこと。後述の問題もあり結局eSimは断念しました。
物理Sim自体はプラン変更手続き後4日ほどでヤマトで届きました。発送の連絡等は一切なかったので本当に受付されているのか若干不安でした。
回線切替自体は今どきオペレータに電話して受付番号や生年月日読み上げるなど煩雑な印象。無人で番号入力とかでいいのでは?
無事に切り替えは済んだもののトラブルが。

UQのau化が進んでいるようでプラン変更後はUQのIDではなくau IDでログインしろということになっているものの、auidは作成した覚えがないし、初期IDは電話番号であることは書いてあるものの初期パスワードは不明、パスワードリセットのための4桁の暗証番号も3回試してミスった結果、1日ロックがかかってしまいました。
このままでは高速通信残量の確認することすらできないので、結局近くのauショップに行く羽目に。携帯キャリアの実店舗に行くのは7,8年ぶりぐらいのはず。こんなくだらない理由で行く羽目になるとは思いもしなかったです。
来店予約ができるようなので予約してから向かいました。キャリアのショップって受付から長時間待たされるイメージなのでここは好印象ですね。時間通り行ったらすぐ対応してもらえました。
結局免許証の写真取られたりなんだりで暗証番号を初期化。明細を電子でもらうか紙面でもらうかが選択されていないと言われたのですが、UQのプラン変更時に電子で申し込まれているので紙面には変更できないと記載があり電子で申し込んだはずなのに?となりました。どうもUQとau間で共通化を進める中でうまく連携できていない部分がある印象。勝手にau ID作っておいて、暗証番号の説明も何もなく、リセットには来店かパスワードの書かれた紙を郵送してもらうしかないというのは如何なものかと。結局正解は分からず仕舞いだったのですが、UQ申込時の4桁の暗証番号だったのでしょうか?これもオンライン上で確認する術はなく、手続きにおいて時間を要する来店や郵送はできる限り使いたくないので今後はこのあたりや後述のeSim手続き含め柔軟なキャリアを選びたいです。
11月からのSim変更なしでできるようになるタイミングでは何かしら対応されるのでしょうか。
事実、最近受付開始したPovo2.0も調べてみると契約やeSim関連でトラブルの声がちらほら。UQもeSim関連は対応が良くないという話もあり、eSim化は見送ることにしました。現時点でau系はeSimトラブル多いようですので、もし考えられている方は一度調べて見られると良いかと思います。
5Gに関しては上記auが4G転用で進めていることもあってか、割とふと見ると5G表記になっていることが多々あります。駅近辺は特にその傾向が強いです。速度測定もしたかったのですが、割とすぐ4Gに戻ってしまうので測定できておらず。
今後もエリアは広がっていくので、しばらく様子見てみようと思います。
eSim (楽天モバイル)
iPhone13からの新機能としてDual eSimがあります。ガジェット系Youtuberさんはもっとこのあたり紹介してもらいたいものです。個人的には今回のiPhoneの大きなアップデート機能の一つです。
上記によりUQ(au系)のeSim化は断念したので、もう一つの無料で眠らせている使わせていただいている楽天モバイルの物理Simを交換しようかなと考えていました。
Podcastでもこき下ろされている楽天モバイルですが、ここに来て大きなメリットが。
なんと、楽天モバイルはeSimと物理Sim、どちらも変更・再発行に手数料がかからないのです。
機種変更後、とりあえずとiPhone Xに楽天Simを挿していたのですが、通勤の電車内で上記情報を知り、早速手続き。
楽天モバイルアプリ内のSim再発行からeSimを選択、あっという間に手続き完了。

さらに、ものの数分でeSimプロファイルのダウンロードができるようになり、電車の移動中にeSimで楽天モバイルに接続可能に。時間にして10分も掛かっていないです。素晴らしすぎる。
また、今まで実はiPhone8に対して有志が作成した野良プロファイルを入れて楽天回線のチェックをしていたのですが、iPhone13 miniにeSimとしてプロファイル無しで使い始めてからはそれなりに楽天回線つかめています。相変わらず場所によってはすぐパートナー回線になってしまうので結局メインとしては使えないのですが、サブとして入れておく分には十分です。
楽天が参入して、菅さんの声もあり総務省も動いて料金見直しやeSim対応など、利用者にとっていい方向に進んでいると思います。ぜひとも楽天には携帯事業で利益を上げてもらいたいところなので、もっと対応エリアを増やして安定して使えるキャリアになってもらいたいところですね。
今回のeSimの件と上記UQの手続きの件もあり、楽天のイメージが良くなりました。個人的には有人のサポート等不要なので、各通信キャリアにはWeb上ですべて手続き可能でeSim対応してもらいたいと思います。eSim対応が進むと回線切替も即日できるので、もっと気軽にプラン変更もできるようになりますね。
Dual eSimを生かしたプラン構成にしていきたいと思うので、楽天無料期間が終わるまでに最適な構成を調べていきたいと思います。
UWB (AirTag)
発売して割とすぐにiPhone X使いにもかかわらず購入したAirTag。(開封レビューはこちら)ついに本領を発揮するときが来ました。
結論から言うと、今までAirTagは居眠りしていたようなもので実力の半分も出していなかったことが分かりました。
これが3,800円(税込)は安い。他の忘れ物防止タグじゃ勝負になりませんね。

私はAirTagを普段使っているバックパックに入れているのですが、家の中で”探す”アプリを使って見たのがこの画像。方角と距離まで把握できるのは凄いですよね。
画像だけではこの精度を伝えられないのが残念ですが、AirTagが”どのあたりにあるか”ではなく”どこにあるか”を見つけることができるレベルです。部屋の中で隠されても見つけられます。
また、自分の手元から離れた際にも即時で通知が来ます。自宅は例外に登録されているようで、会社の席に置いたまま散歩に出た際に通知が来てこの機能に気付かされました。近くすぎず、探しに戻るにも遠すぎずの距離で通知が来てとっても優秀です。
バックパックには会社PCか自分のMacbookやiPadが入っているので、置き引きにあったとしても気づけるし、何なら追いかけられそうなレベルでトラッキングできるという安心感を得るのに3,800円は安いと思います。電池交換すれば長く使えそうですし、ランニングコスト対効果は高いと言えます。
余談ですが、iOS15からはAirPods Proも”探す”アプリ機能に対応したので、AirTag同様に手元から離れた際に通知が来ます。AirTagのようにUWBで探すことはできませんが、通知が来るだけでも紛失のリスクは軽減できそうです。AirPodsは高いのでこのアップデートは嬉しいですね。
MagSafe
iPhone12から対応のMagSafe。実はまだ対応充電器を購入しておらず試せておりません。
仕組み的にはQiよりも無駄なく発熱も抑えられるはずなのでぜひとも試してみたいところです。
購入したらまたレビュー記載したいと思います。
デメリット
私が感じたデメリット正直に書きます。
- 高い
- 2日以上バッテリー充電したくない、ヘビーユースな人には不向き
高いとは書いたものの、iPhoneはリセールが良く、中途半端なAndroid端末買うよりは失敗がないと思いますので、そんなに大きなデメリットでもないかと思います。
iPhone 13 mini まとめ
率直な感想としては、最高のサイズ感!買ってよかった!という感じです。
決して安い買い物ではないので、まだ使える端末を持っている人全員には勧められませんが、下記に当てはまる方は購入を検討してみても良いかもしれません。私は買い替えて大満足しています。
- iPhone X/8世代(3〜4年前の端末)を使っており、昨今のiPhoneのサイズ感は大きすぎると思っている方
- そろそろ5G対応端末が欲しいし、eSimを複数入れてお得なプランを使い分けたい方
- そもそもApple製品を多数持っている人
3〜4年前の端末というのがミソで、このぐらいの端末から乗り換えるとあまり代わり映えしていないようなiPhoneであっても全体的に進化を感じられると思います。
iPhone14(仮、2022モデル)はフルモデルチェンジするという噂なので、13はXシリーズの集大成であると言えます。言うなれば安定版ですね。フルモデルチェンジは吉と出るか凶と出るかは出てみないとわからない(特にAppleは)ので、13を今買うというのは悪くない選択肢だと思います。
14はTouch IDが復活するだしないだという議論もありますが、そんなの2年前ぐらいからずっと言われているのでいつ載るかなんて当てになりませんし、私個人的には上述のようにAppleは今更Touch IDをメイン認証に据える考えは無いと思っているので、搭載された時にまた考えれば良いと思います。
そんなことよりも一日も早くしっくり来るサイズ感のiPhoneを日々の相棒に迎えませんか?
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