【株主優待/商品券/小売業】3159 東証一部 丸善CHIホールディングス 店舗・ネット販売 文教市場販売 図書館サポート 出版 丸善 JUNKUDO 増収増益 2022年1月期 第2四半期
はじめに
丸善CHIホールディングスから株主優待が届きました。ご参考まで。

企業情報:https://www.nikkei.com/nkd/company/?scode=3159
優待内容
毎年7月末時点の株主に対して、丸善とJUNKUDOで使用可能な商品券500円分が送付されます。
書籍の購入頻度が多いため、少しでも足しにできるのはありがたいです。
一部の店舗では使えない場合があるようなので、使用の際は事前に確認したほうがいいです。
下記が地域ごとの使用可能な丸善とJUNKUDOの店舗数です。バランスいいな。
北海道・東北 : 9店舗
関東 : 22店舗
甲信越・中部 : 18店舗
関西 : 15店舗
中四国・九州 : 16店舗
1株 377円 ※2021/10/10時点
500円相当 ÷ 37,700円 ≒ 1.32%
優待利回りは低めですが、1単元の総額が安いので初心者の方は買いやすいのではないでしょうか。
業績(2021/2/1~2021/7/31)※2022年1月期
★単体 百万
売上高 : 91,585
営業利益: 2,781
経常利益: 1,642
★構成比・事業概要
店舗・ネット販売事業 :38.1%
文教市場販売事業 :35.2%
図書館サポート事業 :17.1%
出版事業 :2.5%
その他事業 :7.1%
四季報
文教事業は好利幅の電子図書館や電子書籍の受注続伸。書店は時短営業激減で想定以上に上向く。休業店舗固定費の特損振り替え消失で人件費や賃借料増えるが、原価低減寄与。前号比で営業利益増額。
富士山マガジンと電子雑誌配信サービスを22年4月開始へ。米国議会図書館に電子書籍配信プラットフォーム納入、日系出版社の電子書籍導入を促進。
備考
書籍関連小売の最大手です。2位の紀伊国屋とは、倍近くの売上差があり、トップを独走しています。
主力事業は店舗・ネットを活用した書籍販売であることは周知かと思いますが、「文教市場販売事業」「図書館サポート事業」もかなりの売上比率を占めています。
「文教市場販売事業」は、電子図書館、書籍除菌機の販売や教育研究施設の設計・施工等を行っており、この事業は主力事業とほぼ変わらない売上高です。
「図書館サポート事業」は、図書館の運営受託を行っており、全国で1681館(2021年7月末時点)を受託しています。
全体としてみれば増収増益です。B/Sを見ると資産・負債ともに圧縮されてますが、今期も黒字継続であること、流動資産で負債全体をカバーできていることから直近の財務状態は問題ないでしょう。
そういえば、あまり知られていない気がしますが、丸善CHIホールディングスって大日本印刷に50%以上の株を保有されています。
つまり大日本印刷の子会社ですね。
株主構成をみると会社同士の相関関係を知ることができるのでおもしろいですね!
引き続き継続保有します!