【株主優待/優待カード/サンマルクHD】株主優待レビュー サンマルクカフェ、鎌倉パスタ、倉敷珈琲他
はじめに
サンマルクホールディングスの株主優待が届きましたので、レビューを書かせて頂きました。ご参考まで。

企業情報:https://www.nikkei.com/nkd/company/?scode=3395
優待内容
毎年3月末時点の株主に対して、自社グループ(849店舗)で割引を受けることができる株主優待カードが送付されます。
主な割引詳細を下記にまとめました。 使用できる店舗は、自社サイト内で検索することができます。
サンマルクカフェ : 飲食料金が20%割引
ベーカリーレストラン サンマルク : 飲食料金が20%割引
神戸元町ドリア : 飲食料金が20%割引
すし処 函館市場 : 飲食料金が10%割引
ベーカリーレストラン バケット : 飲食料金が20%割引
製麺工房 鎌倉パスタ : 飲食料金が20%割引
石焼炒飯店 : 飲食料金が20%割引
倉敷珈琲店 : 飲食料金が20%割引
※ 販売コーナー商品は割引対象外 2021/6/13時点
店舗検索:https://www.saint-marc-hd.com/b/saintmarc/attr/?start=7
今期業績
★連結 ※百万円
売上高 :43,987(前年度比36.2%減)
営業利益 :△4,035
経常利益 :△3,623(前年度経常利益4,300)
★種類別売上高
直営店: 43,040(前年度比63.8%)
ロイヤリティ:114(前年度比64.5%)
FC関連:832(前年度比64.8%)
★セグメント別売上高
レストラン事業 :23,342(前期比34.7%減)
喫茶事業 : 19,549(前期比37.2%減)
その他 : 1,095(前期比45.6%減)
四季報
店舗数は純減60(前期純増10)。カフェやパスタ中心に既存店の客数激減。大幅営業赤字。減配。22年3月期は出店20でも不採算店撤退し店舗数純減計画。ただカフェ等既存店の客足上向く。高単価品拡充で客単価増。人件費こなし営業黒字化。
備考
前年度、コロナウイルスにより大打撃を受けた飲食業界の筆頭ともいえる会社です。
都市部の駅近、かつ、直営店が店舗の大多数を占めており、人流の制限をもろにうけました。
郊外のロードサイドを中心に、FCが全店舗の95%を占めるコメダホールディングス(今期黒字)と対照的な戦略をとっていたことが仇になったようです。
今年の2月に購入した銘柄です。1株1418円で購入し、含み益24,700円(+17.42%)が出ています。
飲食業界は、昨年でかなり株価を落としているので、今まで割高だった銘柄を買うチャンスだと思い、取得しました。
まだまだ先行き不透明ですが、売却のタイミングは常に探っていこうと思います。
先期は赤字でしたが、準備金を剰余金に振り替えて配当に充当してくれており、非常に株主還元を意識している会社です!
財務状況は健全で、
1、流動資産が流動負債を上回っている
2、固定資産が負債総額の約2.73倍
この状況が続くのは、よろしくないですが、数年でつぶれるような企業ではないことがわかりますね!
優待に関して言えば、私自身がカフェのヘビーユーザーなので、常に20%引きで商品を購入できるのは非常にありがたいです!
今期、黒字化に向けてがんばってほしいですね!